新6年の授業が始まり、3週目になりました。
どの科目も復習の単元が多いため、やる事は多いものの5年のときと比べると負担は少なそうです。
他方、ここで穴を埋めていかないと夏以降苦労する事になるので、子供には特に理科と社会については抜け漏れのないようにサピの授業をちゃんと復習して知識をしっかり固定するように指示しています。
他方、算数は、基本的な問題の取りこぼしがあるため、その弱点補強と難関校対策を進めています。
1.サピの算数関係
- 基礎トレ 日付部分を一日一問
- デイリーサポート 翌日に授業で解いたところを解き直し
- デイリーサピックス サポートの直しが終わったら、3回分コピーを取って簡単な問題以外は3回解いてます。
- デイリーチェック これも3回分コピーをとって1の計算問題以外は解き直し。
- 基礎力定着テスト 間違えたところを解き直し。
- これらは、5年時にも同じ事をしていましたが、毎日かかる時間は1時間強のようです。ミスが減ってきたら回数と労を減らしたいのですが、まだそのレベルまで到達していません。
2. 基本的な問題対策
– 下剋上算数(基礎編) これを一日1回分やらせています。基礎トレは毎回同じ問題が続くため、目先が変わって段取り稽古目的としては効果があると考えており、毎晩寝る前にやっています。2015年12月から始めているので春休み前には終了予定です。これが終わったら4月から難関校受験編をやろうと思っています。
3. 思考力/難関校対策
- 中学への算数 授業のない日に「日々の演習」と「レベルアップ演習」を一問ずつ。今はまだ1月号をやっています。春休みなどの学校のないときに毎日やって遅れを取り戻す予定です。10分考えて出来ない問題は答え見ていいという方針でやっています。
- グノーブル 「中学入試算数女子学院中合格への250題」 平易なレベルから難しめの問題までバランスよく並んでおり、東京出版のプラスワン演習やステップアップ演習が冬休みに終わったので、その続きとして1月から授業のないときに毎回4問程度をやることにしています。
- 過去問 中堅校の過去問を日曜の時間のあるときにやっています。今は巣鴨、本郷あたり、出来ない問題もありますが、実際の入試の問題構成やレベル感、難度も分かります。時々御三家の問題にもチャレンジさせて到達すべきレベルの確認をしています。
- 入試問題は全部解ける必要はないですが、あるレベルで頻出の問題というのがあるのでそれに慣れておくのは意味があるかと思っています。また実際の入試過去問は制限時間で難易度が簡単なもの、難しいものと混ざっており、どれくらいできればいいかを肌感覚で分かるようになる事がメリットです。どの問題まで解ければ合格、と感じられる事が大切かと。
4. 現在の課題
マンスリー等でのテストで簡単な問題の取りこぼしがあり、120点までなかなか行きません。1)計算力と処理速度が遅い、2)授業の典型問題に対する処理速度、3)数字や式を丁寧に書かない、という事が理由だと思っています。特に、デイリーチェック等のテストの計算や立式を確認してみると、数字の大きさがバラバラで、式も斜めに書いてあったりするので、こうしたところの処理の丁寧さが点数を落としている原因の一つのように思います。頭で処理するのではなく、紙に落として機械的な処理に落とし込む事が大切に思います。
また、計算については無駄な途中計算があるため、割り算を極力減らし、分数で約分を出来るものはしてこれ以上簡単にならないものについて最後計算する、などの工夫がまだ不足しているように思います。
後は、スピードですが正確さと処理速度をあげていくためにはこうしたルーチン化を進め、考えずに出来るレベルまであげていく事が大切で、そのためには基本問題の反復繰り返しを時間をかけてやる必要があると思っています。
難問対策については、現時点ではそれほどのウエイトを置いている訳ではないですが、男子難関校は算数の問題は難しいためそうした問題に対する視点や考え方、難問慣れをしていないと全く対応できないため、毎日の30分程度はそちらに時間を充てる事にしており、週末に実際の入試問題にチャレンジして現在の到達レベルを知るということをやっています。
本当であれば、基礎、基本問題を完璧にした方がマンスリーや組み分けの成績が出るように思うのですが、我が子の場合は同じ事を反復しても精度が上がっていかずにだれてしまうようで、それならば難易度をあげた問題をやらせた方が能力向上にはプラスと思ってやらせていますが、余り万人向けではないように思います。
算数についてはこんな感じでバランスが取れているかと思っています。制限時間のあるマンスリー、組み分け等のテストでミスを減らして120点以上取れるようしていきたいのですが、なかなか後2問分ほど届かないのが悩ましいところです。半分くらいは性格起因なので難しいところです。少なくとも下ぶれしないように研鑽を積ませたいと思います。