算数てこ入れ ー最近の状況

9月のマンスリーテスト以来、算数について不振で色々てこ入れをしているところです。
最近の状況について報告します。

1.我が子の問題

  • 特殊算になってから図、線分図をいい加減に書いて正しく式を書いておらずエラーが多かった。 
  • 解答パターンに対して習熟が弱かった。
  • 簡単な基礎トレのレベルでのミスが多かった。
  • 解答すべきものが違う(始めに持っていたお金を答えるべきところ、最後の状態で答える、太郎ではなくて二郎の速さを出す、周りの長さの代わりに面積を解答するなど)
  • 字、数字が雑、計算も汚い。
  • 焦って解くために、解いた問題の正解率が難易度に余り関係なくミスが多い。やり方は合っているが点数にならない。

2.指摘した事

  • 焦らない。
  • 問題文を読む、何を答えるか確認する。
  • 解いた問題は必ず点数に結びつけるようにするために気を抜かない、引っかけ等に引っかからない。テストでは必ずミスを誘うように罠があるためそれに気づく事。
  • 線分図、図は必ず書く
  • 式を一定のフォーマットで書く。字の大きさ、配置、数字の書き方に注意
  • 特殊算は出た答えを入れると合っているか間違っているか分かるので都度出た答えを入れて確認する。

3.やったこと

  • 解法パータンマスター及び線分図、式を一定のフォーマットで書くために、デイリーサピックスをコピーして4回分やる。最初の日に解き方、フォーマットを添削して後はその様式を守れるようにトレーニング。
  • デイリーチェックの今回分、前回分の問題の2番以降の解き直し。線分図、図、式の立て方のトレーニング
  • デイリーチェックの1.については計算トレーニングとして毎日実戦。基礎トレも計算をなるべく最小限にして、ミスの少ない計算でやるように
  • 授業の基礎力定着テストで最後の問題以外は取れるように、デイリーチェックは9割程度を目指す。

4.現状

  • 線分図、図を書く事、計算の式を立てること、解法パータンは形になってきました。
  • 数字がまだ汚い、計算式が一定の大きさ、様式を貫く事はまだ不十分
  • 毎回のデイリーチェックは7割以下の事も、解法ではなく、問題分の題意に沿わない解答をすることが多い。
  • 基礎トレレベルの計算は、要領の悪い計算の立て方、字が汚いのでミスがまだ減らない。

5.現在の課題

  • 簡単な計算問題を落とすのは、数字や式を一定の大きさで正しく書けない事が原因
  • 更に、計算の要領が悪い。割り算は分数で書いて約分して計算量を減らず、かけ算、割り算も工夫して処理を楽にするという方針を立てる前に式を立ててしまう。方針を立ててから最小手数で計算できる方法で式を書いて計算すべき。
  • 問題文を読んでいないため、計算があっていても答えるものが違うミスがなくならない。

6. 今後

  • 算数というよりも、「字を落ち着いて綺麗に書く」、「日本語をちゃんと読んで条件を確認」、「慌てない」というのが最大の問題。基本、焦ると崩れるようなので時間がないと言って焦らない、焦って字を速く書いても、問題を読まなくても全体で1分も変わらないが、失うものは甚大。
  • 問題をちゃんと読む、条件確認のために題意、単位に線を引く事を徹底させる。
  • 解法パターンについての理解やマスターが不十分なところはなさそうなので、これは分野に応じて練習量は減らしていく。
  • デイリーチェックで9割程度を安定して取れるのが一つのベンチマークですが、7割も安定していないので「簡単な問題を落とさない」ことを引き続き実践。

ほとんど、小学校4年生以下のレベルの話のようにも思うのですが、計算ミスも単なる計算ミスは少ないのでもっぱら慌てていることによります。性格もありますが、メンタルコントロールが弱いのかもしれません。プロ野球選手が素振りを欠かさないように完璧になるまで意識をしつつ、反復練習をするしかないかと思っています。