マンスリーテスト対策2 算数と理科

昨日の続きで復習テスト対策の算数と理科編

3.算数

  • 計算問題 ミスをなくすため、絶対見直しすること、計算過程をちゃんと書く事、解いた答えを入れて確認する事を徹底
  • 小テスト 基礎力定着テストとデイリーチェックのテストで出来てないところを復習
  • テキスト 1回について3−5題、重要な問題をピックアップして復習

前回の敗因は、

  • 最後の問題に時間をかけすぎて前の問題がおろそかになった事
  • 基礎力定着テスト、デイリーチェックの復習がおそろかで出題パターンの網羅が抜けていた、
  • 計算ミス、指定ミスなどうっかりミスがあった。

ことから、

  • 最後の問題はやらない。見直しにあてる。(配点が変わらない事を前提)
  • 塾内の小テストの復習でミスしやすい問題を復習
  • 計算ミスについては、別途計算力コンテスト、計算の仕方について「ミスをしない仕組み」を組み込むように

やらせました。とはいえ、本番で慌てたり、問題をちゃんと読まないと終わるので、この辺りは算数力というよりは、人間としての精神的成熟度合いの方が高い気がします。

なお、これまでのテキストを見ている限り、算数については繰り返しの頻度が半端でなく、難易度も4年生については基本的な算数スキルの習得なので難しくはない。従って算数が得意な子供だと、最後の週の復習問題をさっと見直すだけで出来てしまうような気がするのですが、今回自分の子供がどの程度のパフォーマンスを出すかは見物。

小学生なので手を動かしてやらないとすぐ忘れてしまうのかもしれないので、復習を

  • 再度同じ問題を解き直す
  • 類題を解く
  • 解き方を説明させる

のどれが一番効果が高いのかは試行してみたいと思います。

個人的には、この演習量の半分以下でできるのではないかという気もするのですが、生徒の層の幅が広いようなので、そのうち、本人のレベルに合わせて問題を取捨選択していく必要があるのではないかと思います。

4.理科

生物(植物分野)と化学(溶液)あたり

  • 「確認しよう」の熟読、確認問題演習、発展問題は回と生みながら参考程度にながす
  • ポイントチェック暗記、デイリーステップ暗記
  • デイリーチェック復習
  • 季節の図鑑熟読

理科は、社会と異なり現象や概念理解が入ってからその分野の概念に出てくる単語や用語を覚える事になるので、複雑度が社会よりも上がります。

また、実験や観察などの現象の因果関係をどういう切り口で説明するか、ということがあり単純暗記だけでは足りません。とはいえ、まずは覚えないと概念操作すらできないので知識の流し込みが必要となります。

前回比較的意識して勉強していたので割と出来ていたのですが、季節の図鑑が出題範囲になっているという理解んがなかったために、今回はその分野も含めてデイリーチェックやデイリーステップで知識の定着を図る事にしました。

こないだ、理科の参考書を買いましたとの記事を書きましたが、
理科の参考書を買いました。

これと見てみると化学については、小学校理科の該当部分を一通り終わらせてしまっているようです。もちろん、深さや定着度合いがあるかとは思いますが、社会が地理、歴史、公民と6年前期までかけてやる事に比べると理科は、下手すると4年生でほぼ一巡するのではないかと思います。

理科の場合は、体系を頭の中に作って概念を動かせるようになるのに時間がかかるので分からないではないですが、最初の概念導入の部分は相当難しいのではないかと思います。溶液などは酸性、アルカリ性とか出てきますが、これは実験しないとイメージ湧かないだろうし、そもそも、酸性、アルカリ性とは何なのか?ということは、
言葉ではなくて、水溶液中の水素イオン濃度のことを示しているので、水溶液中で溶解して電離して、イオンになっていて、あたりを知らないで覚えるだけだと辛かろうと思います。

現に子供に酸性は、塩酸、酢酸と「酸」がついているのに、アルカリ性は、「水酸化ナトリウム」、「重曹(炭酸水素ナトリウム)」がアルカリ性なのに、なんで「酸」がつくのか?という極めて全うな指摘を受けましたが、ちゃんと説明するには、水酸化物イオン、や炭酸水素イオンが水溶液中で更に反応するという話をしないと説明がつかないのでなかなかしんどいなぁと。化学式なしでやろうとしてますから。。

とはいえ、まずは概念に馴染む必要があると思うので慣れているうちに分かってくるのもまた真実かと。

自分が過去この辺りどう勉強したのか忘れてしまいましたが、何回も繰り返して馴染んでいく事を目標に置いているのだろうと推測しています。

相対的な難易度的には理科が今一番ハードルが高い気がします。

戻りますが、このように結構細かなところまで正確に覚える必要がありますが、現時点ではある程度覚えればそこそこ点数がとれるのではないかと思います。もちろん、実験結果の分析などをさせればいくらでも難しくできるので、その想定レベル次第と行ったところでしょうか。