4月の保護者会にいってきました。その備忘録です。
1.入試結果等
- 偏差値表は、80%合格水準。偏差値表から偏差値2,3下がると50%水準。偏差値が5下がると難しい。
- 6年11月マンスリーで在籍クラスの進学先の説明がありました。内容はブログに書くべき事ではないので委細省略しますが、偏差値55くらいでも御三家に入っているということで希望が持てます。
- 他方、6年のマンスリーは範囲がなく、毎月クラス昇降がフリーホールなので、たまたまこの回悪かったのか、11月以降に爆発的に伸びたということもあり、安易に鵜呑みにするのは禁物かと。
- 今の時点の成績であきらめない。偏差値50でも御三家はこれからの頑張りで十分到達しうる。
2.算数
- 旅人算が始まったが、これから大変になる。
- 5年は、割合、比、速さ、平面図形と、中学入試の算数の重要なものが全部出てくる。
- テキストは全クラスで使う物なので全部やらなくてもよい。先生の指示に従い取捨選択すること
- しっかりと理解して、反復練習して身につける事。積み残さないように
- 長い文章の条件整理が大切。抽象度が上がるので図や条件を書いて式を書く事をはしょらない。
3.国語
- 漢字と知識は、どのクラスでも毎回90点以上を目指す事。やればできる。
- 読解は、手続きをはしょらない。正しい読み方で読む。背景、イベント、気持ちの動き、等丁寧に根拠を追いながら読み解く事
- 記述は、まずちゃんと読む、また、問題をちゃんと理解する、その上で形式を守る。
4.理科
- 5年は、身の回り以外の物も対象に、また深い内容になり、運動、電気回路等の抽象度の高いものも。
- 第10回の電気回路が一つの山。
- 単に知識を覚えるだけではなく、知識を引き出せるように
- 5年の後半は、物理化学分野の計算が始まるが、解き方が決まっている。比例計算ができればいい。算数よりよほど簡単であるが、ちゃんと条件整理できるようになるのが難しい。
5.社会
- 地理は全体の40%。歴史40%、公民20%だが、歴史、公民は難しい問題を作れない。入試の難易度調整は地理で行っている。
- 地理は、テーマ別、地域別の切り口。これから夏までは地域別のまとめ。5年から始めた人でもこれからキャッチアップ可能。
- 最近の入試の傾向は、地図感覚を問うもの、表とグラフを読み取る物が中心。この演習を念頭に置いて。
- 社会は、漢字指定なので、語彙は漢字で書けるようにすること。
- 社会は暗記が80%。知識なのでちゃんと覚える事。また、やれば短期間で必ず結果が出る。
6.私のコメント
- 全般的に「丁寧に」、「コツコツ」を強調していました。やはり、「継続は力なり」であり、カリキュラムを見ても毎回習った事を100%に仕上げる、ということを中心におくことが重要なようで、演習、発展問題は6年時に十分やるので今は心配無用とのこと。
- 他方、理科、算数、国語は抽象度が上がってくるので、その抽象度が上がったときの概念操作や算数も1段階では解けない問題などに対応する条件整理や条件を図や線分図、式に落とせるか、が重要。国語も「勘」ではなく、正しい手続きに従って読めるかという点がポイント
- 理科は、知識と理解を峻別して理解した上で暗記すべき物、やり方を理解すべきものを分ける。社会は、正しく暗記であり、歴史は縦糸のみで問題として余り難しい物はつくれないとのことなので、地理の縦横の知識の引き出しが出来るようになっておくと後々楽な様子。
- 今勉強させていることとの方向性のずれがないことと、まだまだ脱落しないようにやるべき事を抜けもれなく進めていけば、5年が終わったときにちゃんとキープできていればなんとかなりそうだ、というのが分かり安心しました
- 次のマンスリー、GWの過ごし方、考えたいと思います。