Sapix 2015年合格者分析

Sapixの2015年の合格者数が発表となっていますが、そろそろ数字が動かないように見えるのでコメント
現時点では御三家というのを念頭に分析。ちなみに我が子は男の子なので、男子校の分析となります。

2月16日現在
 筑駒    90人
 開成    245人
 駒場東邦  160人
 麻布    183人

対前年度比で増減はあるかと思いますが、おおむね例年と同様の結果のようです。開成、駒場東邦が微減というところでしょうか。過去3年分くらいの推移を見ているとそんなに増減していないので母集団、Sapixの授業ともにある一定の完成を見たような気がします。もちろん、他塾もあるのでしょうが、こと御三家を分析する分にはこのデータで十分ではないかと思います。

筑駒の場合、他校との重複受験が可能となるのですが、明らかに筑駒を辞退する人はレアケースとなるので、単純に筑駒は、男子上位90番と考える事にします。他校は2月1日校なので、同時に受験が出来ないので589名が合格した事になります。

各学校、倍率は2.5-3倍程度なので、Sapixの中でも同じ比率で受けたとすると実際には1,700人が受験している事になります。

他方、合格可能性から考えると、男子で総合順位550番程度であればどこかには入る事になります。だいたい現在男子3000人程度、全体で5,000人となっているので、男子上位20%、全体で900番以内に入っていればよいということでしょうか。

筑駒の場合は2桁というのが基準ですね。

まずは男子500番、男子上位20%以内、次に男子300番、男子上位10%というのがこれから目指すベンチマークでしょうか。

偏差値は60で全体順位800番くらいのようなので、ここが一つの目安になるかと思います。

このためには算数を安定して取れるようにならないといけません。先は長いのでアップダウンしながらも、ベクトルの方向は上向きとなるように頑張っていってもらいたいと思います。