国語てこ入れ

5年時からの成績推移を眺めていたところ、算数については秋の特殊算で平均が高いなかでミスで沈んだ時以外は上昇傾向にありますが、国語については夏休み明けの成績がよく、それからじわじわと低下傾向にあります。

これはこれまでの記事で書いている通り、秋以降算数のてこ入れを集中したため、国語がおろそかになり精読のトレーニング不足に陥った事と5年の後半で説明文、物語文ともに内容が難しくなってきた事が原因と考えています。

算数については一定のペースが出来ているようなので、今回は国語のてこ入れについてです。

1.知識、漢字、語彙

  • これについては単にやるだけです。Aテキストの知識部分と漢字を毎回覚えて小テストを淡々とこなす。デイリーチェックで90点以上を取る。マンスリー、復習テストについてはその単元毎に漢字と知識を見直して穴を埋める。これはやれば出来る話なので、取れなければさぼっているだけなので、強制的にでもやらせるしかないと思います。
  • 漢字については、「漢字の要」を始めました。1日1ページ寝る前にやっています。漢字のトメハネあたりを間違えて覚えていないか、書いた漢字はチェックするようにしています。5分程度
  • 語彙は、以前の記事で紹介した語彙力アップ1300のシリーズを続けており、今はパート3の分野別、総まとめ編をやっています。やったからといって直ちに出来るようになるとは思っていませんが、辞書を引いて調べるような殊勝な心がけを持った子供ではないので仕組み化してノルマとしています。これは終わったら破っていけるので達成感があるようです。これも5分程度
    国語の漢字と語彙力強化

2.読解力

  • 読解方法についても本で紹介していましたが、改めて自分の持っている本を読み返したところ、本質的には同じことを書いてあり、後はそのカスタマイズ、テクニックの提示の仕方の問題かと思います。

国語読解力強化本

  • この中の「一日10分の「音読」で国語の成績は必ず上がる」と「答え探しの技で勝つ」が方法論としては整理されていて分かりやすいです。

 

  • 中学入試の問題が、限られた制限時間の中で「精読」する力を問う試験である以上、読書量が多いのはそれにこした事がないのですが、対応としては水泳のために筋トレしているようなもので、迂遠です。
  • 対象は中学入試レベルの抽象度の高い説明文、物語文であり、これを制限時間内に読み、それから「答えを探し出す」技術を身につける事が最短の手順となります。
  • 文書そのものを読み慣れていないという事であれば、これまでのテキスト等の音読、場合によっては1年前のテキストの音読で慣れた方がいいでしょう。手っ取り早くというのなら、中堅校の国語の過去問や銀本を入手して毎日1文章解かなくてもいいので「読ませる」て慣れること、語彙や表現を入試問題からInputすること早いと思います。
  • それをクリアした前提でのテクニック的な側面としては、先の2つの本にあげてある通りですが、説明文と物語文で対応方法が異なっており、国語が苦手であれば説明文の方が文章の構造がしっかりしているので対応しやすいでしょう。
  • 文章の段落構造、テーマ提示、主張、それを説得する為の傍証(具体例、対比等)があり、これを意味段落や形式段落毎に接続詞でつないでいるので、論理的な文章であればあるほど、その構造が取りやすくなります。
  • 説明文が出来ないのは、ひとつはこの仕組みを理解できていない点ともう一つはなじみのない概念や語彙に文章全体が難しいと感じてしまう事ではないかと思います。前者は仕組みの理解と毎回同じ手続きでの分析、解読の練習、後者は文章、テーマに読み慣れる事だと思います。
  • サピのテスト問題では、通常の説明文であのテーマなら、このオチね、というのをわざと外した文章を出してくる事もあり、そのテーマに馴染んでいるだけではなく、ちゃんと論理構造を押さえて「読めているか」を問うことがあります。
  • 従って説明文の場合は、この意味段落が「主題」、「具体例」、「まとめ」などの何に該当するのかの構造を意識して、段落毎の「つながり」を意識するのが大切だと思います。指示語や比喩については、それを翻訳するとどうなるか、という問題であり、基本は文章を高尚に見せるレトリックのひとつであるため、子供に対しては、「この段落に書いてある事を一言で言うと何?」ということを問うのがいいかと思います。説明文は横について一緒に読んで、「文章全体一言で言うと何が言いたい?」「何をどう説明している?」を確認して段落間の論理構造が分かっているのか確認するといいかと思います。
  • 構造が把握できたら、後は設問に応じて解答して行く訳ですが、説明文の場合、基本的には答えに該当する部分がそのままか、形を変えて文中にでているのでちゃんとそれを正しく理解できているか、という問題になります。
  • 家でやるときには、こうした要素を文章中マーカーなどでハイライトして確認するのがいいかと思います。指示語や文章を見るときにどの辺りに解答が書いてあるかを視覚的に分かるようになるとだいたいこの辺りに答えがありそうだと分かるようになります。簡単な学校(男子校?)の入試過去問を論理構造を意識して取り組むのを週1くらいでやると精読の良いトレーニングになるかと思います。テストで点が取れなくても、家で時間無制限で隣で対話しながら正しい方法論が身に付いているかを確認するのが第一です。
  • 記述は、記述に必要なキーとなるメインセンテンスを考えさせて、後は説得材料を文中から拾ったらそれを如何に正しく論理的に構成するか、ですが。我が子の場合、本番の試験では文章構造が揺れており減点されてしまいますが、家で時間無制限でやると結構いい解答が出来ます。
  • ちなみに我が子に3月組み分けの説明文の問題を文章構造の確認、主張や例示はどこにあるのかなどを確認しつつ、対話しながら設問と記述のやり直しをさせたところ、ほぼ正しく解答にたどり着いていたので、方法論としては正しいものが身に付いているようで後はスピードトレーニングかと思っています。入試についても中堅校の過去問(男子校の国語ですが。)をやっていましたが、時間制限がなければ合格者平均は越えて行きます。男子難関校の記述対策はまだ時期尚早かと思いますが、今後やっていきたいと思います。
  • 物語文はちょっと長くなったので続きは次回。 

 

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