小4 7月クラス分け試験 分析

今回の問題の分析です。

1.国語
  

  • 難易度自体は、マンスリーテストの方がやや難しい設定になっている。
      
  • 漢字と文法で配点が40点、読解で55点ずつと、やや漢字文法の配点がマンスリーより高い。
  • 読解は、後段の小説の方が、説明文よりは感情表現が微妙で難しいと思う。
  • ただ、何と言っても時間が40分というのが酷。マンスリーだと50分だけど、この10分間の差で読解の精度に差が出たと思う。
  • 故に、問題の難易度自体は、6月マンスリーの方がやや難易度が高いものの、試験時間を勘案するとこちらの方が難しいという評価になり、平均点は5-10点程度下がるのではないか。

2.算数

  • 時間が40分というのは、割と算数が得意な子供でも、1、2、3の基本問題をこなすのに時間を取られて、4、5、6のパズル的な問題を考えて処理するのに十分な時間が取れなかったのではないかと思う。
  • 1、2、3の基本問題は、内部性なら基礎トレや毎回の小テストでやった事のあるような問題が並んでいるので、小問それぞれの難易度がすごく高い訳ではないが、機械的にスラスラ解ける問題ばかりではなく、解く際に気をつけるべき点もあり、それなりに時間がかかると思う。
  • サイコロの展開図の問題は、現時点で出来る人どれだけいるんでしょうかね。
  • 応用問題は、4番は計算量が多く、要領よくやっても10分くらいかかりそう。
  • 5番も、始めは過不足算ですが、後段はややパズル的な条件の絞り込みで、じっくり考えれば解けるのですが、問題セットの時間制約の中でこれの正解にたどり着けるか?
  • 6.も数え上げで丁寧にやれば出来るとは思いますが、時間が厳しい
  • 今回は、特に時間制約がきついので、極端な話、後段応用問題4、5、6を全部捨てて基本の1、2、3で90点を取りにいった人の方がいい成績が出たと思います。組み分けの場合、基本問題で90点、後半尾3問で20点ずつという配点がこれまでのパターンなので、それを考えると、今までであれば、1、2、3をミスしないように解いて、残りの時間で3問中2問、もしくは1問完答、2問は始めの簡単なところだけ、というイメージでいましたが、今回の分量だと後段まで処理が出来なかったと考えられます。
  • 問題自体は難易度的にはそんなに悪くなくて良問だと思いますが、時間が10分程度短いために、処理時間が足りず、結果平均点が10点程度マンスリーより下がると予想します。
  • なお、今回1、2、3でミスをせずに、後段で大問1問完答すると、かなりいい偏差値二なるのではないかと思います。120点とか取ると、偏差値70近く出るのでは?

3.理科

  • 内部生としては、ある程度出題パターンは予想がついていたのでちゃんとこれまでの復習をしていれば形になった問題ですが、これもマンスリーが30分のところ25分でやらないと行けないので処理量が多いと思います。ただ、算数や国語のように「考える」より「覚えている」要素が大きいために、算数国語ほど時間が足りない事が致命的にはならないと思います。
  • 他方、範囲が広く、季節の図鑑から、生物、化学、天体、電気とまんべんなく出ていたので、うろ覚えのところがあると得点あげるのは難しくなってしまいますね。この量をこなして正確に知識を頭の中に入れる事ができたか?という点が今回の理科のポイントかと思います。
  • 平均については、母集団が違うので下がると思います。内部生60-65点位かとは思いますが、外部生だとこれで平均60点とか出せるのでしょうか? 平均50点台になる可能性もあるかと思います。

4.社会

  • 内部生として、今回は日本地理全部が範囲という予想がついたので、特に4月からの北海道から九州までの分野の地名や特徴をマスターすることを念頭においていましたが、問題結構難しかったと思います。
  • 例えば、日本標準時の子午線が東経135度で明石市を通る事は知識で知っていると思いますが、それが地図上どこを通るのか?とか、川について濃尾平野の揖斐川、長良川、木曽川は輪中でも出てくるので意識しますが、静岡県の富士川、天竜川、大井川はノーマークかと。その並び方を問うのはえぐいです。
  • 知識については、地名と場所の一対一対応ではなく、2つの知識を組み合わせないと正解にたどり着かないという、うろ覚えだと点数がなくなるという問題があり、正確な知識を求めています。
  • このため、だいたい知っているのではなく、「完璧に覚えて」いないと点数がなくなるという問題セットになっています。
  • 社会の難易度しては、前回のマンスリーの方が厳しいと思いましたが、今回も決して簡単ではないので、平均は下がりそうです。また外部生のウエイトがどの程度になるかがありますが、このレベルでの知識を現時点で身につけて試験を受けるとは思えないので、平均は60点を切るのではないかと思います。

5.総評

  1. 全体的に試験時間が短いのに難易度をそんなに落としている訳ではないので、これまでの試験(マンスリー、前回の組み分け)よりも難しい試験となった。
  2. 小4の夏という受験まで2年半ある現時点で、このレベルの完成度を求めるのは酷な気もするが、夏休みに入る前に気合いを入れるという意味かもしれないが、心の弱い子供だと心折れるかもしれない点数を取ったかもしれません。(うちの子も死にましたが、復活は意外と早かった。)
  3. 教育的というよりも、受験の厳しい側面が分かる問題セットでしたが、平均点と受験者層の得点分布がかなり平均を中心に偏る気がします。逆に算数である程度で来た人は相当高い偏差値が出るのでは。
  4. 国語については、難易度によらず、概して女の子の方が精神年齢も高く言語操作能力も高いために出来ると思います。加えて算数で出来るところの取りこぼしの内容に硬めにせめて、応用問題を切った人は、相当高い総合偏差値になると思います。逆に算数で果敢にせめて後段の問題をタイムアウトで、前段もミスした人男の子は、今回撃沈(我が子も、その類型)したと思います。男女別順位、偏差値を結果が出たら分析してみたいと思います。
  5. 内部生と外部生の結果をそれぞれ知る事が出来ませんが、分けて分析すると相当違うと思います。理科社会については、内部生の授業内容はまだキャッチアップできるとしても、試験レベルに到達するのは結構大変かと。

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