マンスリーに向けて ー理科

理科の11月マンスリー対策についてです。

これまでのマンスリーの問題を分析したところ、理科の場合は社会ほどひねった問題は出ておらず、割と基本に忠実な問題が出ています。

今回の試験範囲は、25−29内容的には中和その2、溶解度1、2、金属と水溶液、人体1(消化器系)となっています。試験において何が重要かについては、年間学習法の理科の毎回の単元のチェックポイントに書いてあり、まずはここで「押さえましょう」と書いてある点が理解できているかを確認します。

レベル的には、ポイントチェックの内容を完全に覚えて、毎回の授業の基本問題1−8までと発展の星2つ程度の問題をマスターし、デイリーチェックを完璧にすれば70%位までの完成度まで到達すると思います。
後は実験や思考力、知識の組み合わせにより、その場で考えて知っている事に引きつけて解答できるか、目新しい聞き方をされたときにちゃんと対応できるか、が問われると思います。

理科については、5年時で全範囲を一巡します。6年で再び繰り返すため入試で出てくる実戦的なレベルである複雑な計算問題や、基礎知識を前提に小学生が知らないような内容を誘導で考えさせるような思考力系、類推適用の問題は5年時では出てきません。組み分けやサピックスオープンで多少その片鱗が見えるのですが、実際の入試問題と比較するとまだ素直な設定となっています。

今回の試験の範囲としては、入試的には計算問題として、中和計算、溶解度、金属の酸/アルカリに対する反応あたりは化学の定量計算として出題しやすい所なんですが、5年生の問題としては基礎的な範囲にとどまるかと思うので、テキストレベルの問題が出来れば対応できると思います。

中和は現象としては重要で、高校化学ではちゃんと定量計算が出来るのですが、中学受験では出来る事に限界があるため、現時点ではそれほどの難しく出来ないと思います。もっとも、入試問題ではいろいろなバリエーションがありますが、それは6年時にたっぷりやってもらうという事で良いかと思います。

溶解度は、算数で準備が整いお手頃な計算問題となるため、グラフの読解と併せて温度を下げて結晶を析出する場合、水を蒸発させる場合など、典型的なパターンは出来るようにしておいた方が良さそうです。

金属の反応の所は、化学反応式を使わない以上、単に暗記となります。

なお、こと「化学」ということでいえば、本当はこの金属の反応のところは大切な要素が一杯入っているのですが、悲しいかな、化学式やイオン化傾向の話が出来ない以上その背景の理屈が説明できないため現象を体系的に説明できず単なる暗記になってしまいます。

消化器系は、臓器の機能と食物が栄養素毎にどの段階で何によってどう分解されるか、を覚える必要があります。こちらの方が、化学分野よりも分かりやすいかと思いますが、栄養素や消化酵素、物質名になじみがないと覚えにくいかもしれません。この辺り、興味の多寡で苦労して覚えるか、面白いと思うのかは子供次第と言ったところでしょうか。

まとめると、溶解度のところの計算以外は実は現象を理解して覚えるという暗記の要素が強いため、ポイントチェックとテキストの問題、デイリーチェックをよく復習して対応する、溶解度の計算は典型的なところは押さえておくいうところでしょうか。

なお、テキストの説明部分は毎回非常によく書けています。よくまとまっているので理科の得意な人はこれと資料集を読み込むといいかと思いますが、かなり細かいのでまずはポイントチェックの項目がちゃんと頭に整理されて入っている事が大切です。おそらく授業ノートがこのレベルに相当する事になるかと思います。

Sapixで多少古くてもいいので、このテキスト部分をB5縦版の教科書形式にして、ポイントチェックもB5ノート形式にして出版してくれませんかね? B4見開き両面はファイリングしにくくて仕方ありません。

さらに余力があると新小学校問題集か、簡単な学校の理科の入試問題の該当部分をやると目新しい出題形式に対応できるように思います。

他との科目との兼ね合いになりますが、今回、暗記ものとしては社会の方が分量が多いのでトータルの点数という意味では社会と十分な鍛錬が必要な算数に時間を割いた方がいいかもしれませんが。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*