算数てこ入れ ー続報

こないだの続きで、家でデイリーサポートの解き直しをしています。
いくつか気づきの点があったので備忘用に

5年の秋までは算数については割と直感的に解答する事が可能な単元が多かった気がします。割合、比、速さの基礎概念については、分かる人にとっては何の苦もなく当たり前の事として受け入れる事が出来、そんなに苦労しないのではないかと思います。

食塩の濃度についてもハマりそうな分野ではあるのですが、ちゃんと食塩と水を分けて書き出してそれぞれの操作においてどのように変化していくのかを押さることができれば乗り越えられると思います。

和差算あたりから操作が複雑になってきます。これ自体は結構テクニカルでどの量に注目するかの着眼点が重要となります。
旅人算では、ちゃんと条件を線分図、絵をかくなどの方法によって整理しないと、式を立てる事が出来なくなります。時計算では5.5で割る事が多く、答えの分母が11となる事が多いため、煩雑な分数計算に自信を持てないといけません。通過算についても絵を書いて条件整理をする上で、連立方程式を事実上解くところ、その上秒速を時速に換算するなどの色々クリアするハードルがあり、それを全て乗り越えないと正解にたどり着けません。

我が子の場合は、それぞれの問題の解き方については授業で聞いて理解できているのが確認されました。ただ、授業中では分かってはいるようですが、解いた問題は正解していないようでした。ただ、理解できていないわけではない点は救われました。

これまでは、理解している事を前提に家でデイリーサポート復習1日、Aテキスト1日、デイリーサピックスの偶数ページ、奇数ページと毎回の単元を4日間に分け、基礎力定着テスト、デイリーチェックについては直しをさせていました。

理解できているからいいかと思い、その解き方、内容については細かくチェックしておらず、合っていればよしとしていたところが失敗でした。

今回、解き方と内容理解がどの程度か把握するために火曜日に月曜もらったデイリーサポートの問題を横で解くのを見ていたのですが、解き方について以下の問題がありました。
 1)字が雑
 2)絵や線分図を丁寧に書かず、条件をきちんと書き込んでいない
 3)式を書く際の文字の大きさが不均一、文字と記号の間がつまり過ぎて誤読の可能性が生ずる
 4)解答用紙の使い方のレイアウトがまずく、なぜか左側を空けて右側の狭いところに大きな字でちゃんと式を立てずに殴り書きで計算をしている。

 時間は私が想定している時間の半分位で終わらせていたのですが、要は解き方が雑になっておりプロセスを丁寧になぞって解いていなかったために、解法パターンの多い旅人算、通過算や時計算においては簡単でありながらも角度についての条件を 長針の角度ー短針とするのか、短針ー長針とするのかが逆になるという事が起こっていました。

 これまでもマンスリーテストの間違えた問題を家で解き直しすると割と苦もなく正解するので、試験中やテストでどうなっているのだろうと思っていたのですが、基本的には家で解答用紙の使い方、字の書き方を含めた解法パターンの習得に対するトレーニング不足で、実際の小テストやマンスリーテストでは処理時間不足、併せて雑な処理によるミスの誘発を招いていたようです。

 やはり、一つ一つ丁寧なプロセス重視の処理が大切です。家で丁寧にできないものは、テスト中ではましてできないと思います。このため同じ事を反復練習することを重視して解けるだけではなく、解答の書き方間でも暗記してしまうくらいの「型」の習得をさせています。

 大学入試と異なり、中学入試の算数は、学校にもよりますが、解答用紙に思考過程を見る欄がなく解答のみというところもあります。また試験時間も問題量に比べると少なく、これは要するに問題をその場で色々試行錯誤して解くというよりも、家で実戦演習をして試験会場では如何に早く知っている解法パターン、解法バリエーションに問題をあてはめて素早く問題を処理するかという、情報処理力とそれにまつわる計算力、ミスをしない問題の解き方、時間配分を含めた選球眼を問う要素が大きいという事だと思います。

 秋からのSapixの算数の授業はとりわけ、これまで直感でなんとかか出来ていた我が子のような雑な感覚のやりかたから、ちゃんと条件を拾い出してプロセスに従って適切に問題処理をするという丁寧さに裏付けされた手早い処理能力が求められており、その点を徹底的に反復練習するカリキュラムとなっています。
 こうした点からも、授業で習った事を次週までに教材を復習して一定の制限時間内に素早く処理できるところまで「訓練する」というのが非常に大切になる事が分かりました。
 
 我が子の場合、この「丁寧さ」と「反復練習」が不足しており、その点に留意して問題を解くのに十分な作業時間をとり、解き方に時間を使うというよりも答案用紙のレイアウト、図の書き方、式の書き方に注意を払ってトレーニングすることが大切だという事が分かりました。

 しばらくはデイリーサポートとデイリーチェックの解き直しに注力してちゃんと次週のデイリーチェックで9割程度の点数がだせるかを確認して勉強の仕方の方向性の再確認を進めたいと思います。

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