過去問研究の勧め

休みの関係で次回の復習テストはパスする事にした関係上、夏期講習が稼働するまで子供が勉強する気配がないのですが、講習からはまた頑張ってもらう事にします。

授業があっても午後は空いているので適当に休憩しても午後は4時間位は勉強できるのではないかと考えており、Sapixの復習をちゃんとすることに加え、算数を重点的にやってもらい、国語は文法復習と読解を週1程度やりたいと思っています。

さて、折ある事に幅広めに中堅校、難関校、最難関校の過去問を集めているのですが、その分析と利用についてです。

5年の夏休みとなりましたが、Sapixのカリキュラムの進度は比較的速いためいくつかの科目ではほぼ入試問題を解く事が出来るレベルに到達しているものがあります。これまで組み分けやマンスリーテスト対策、普段の地力をあげるために簡単な入試過去問をやってきているのですが、そこからいくと各科目については以下の感じです。

1.現在の到達地点
1)算数
 ー比、平面図形、速さ、空間図形と入試の典型問題についてまだ終わっていないため余り解ける問題はないですが、速さや文章題の典型問題はいくつか対応が可能。秋が終わる頃になると文章題の対応は可能になるのでかなり対応可能になると思います。

2)国語
 ー客観問題中心の中堅校、Sapix偏差値50以下のところだと、マンスリーの方が難しい位なので年度を選べば解答可能。
 ー他方、記述が多い、文章が抽象的で長いとそれだけ難度があがるので題材と設問次第というところでしょうか。
 ー国語の場合はアプローチの方法論は変わらないので比較的分かりやすい問題で研鑽を積みつつレベルをあげていくのはありかもしれません。

3)社会
 ー地理は終了したので、歴史と公民の融合問題でなければ原則解く事が出来ます。これも学校によっては長い資料を読ませて知識+対応力を見るものがありますが、そうでない学校については知識がちゃんと入っていれば対応可能であり、誰も知らないトリビア的なものがありますが、それは都度覚えていけば実戦演習となります。

4)理科
 ー社会と比べるとやややりづらいと思います。生物、地学、物理、化学と分かれている問題で分野がはっきりしている問題は出来ると思いますが、物理、化学は計算問題が多いのでまだ難しいかと思います。生物は、人体と発生、地学は地層、物理は力学、りんじく、化学は中和が終わっていないですが、入試問題はまたひとひねりあるのですぐには出来ませんが、入試と授業のギャップがそれほどある訳ではありません。

我が家の場合、マンスリーや組み分けテスト対策として解けそうな問題を適当にピックアップして補充してやらせているのですが、国語については難易度をみて学校は選びますが週末に1題という感じで継続的にやるようにして抽象的な文章と実際の入試問題に慣れてもらっています。

2.傾向分析等
ここからは親がやるべき話です。
まず、過去問を手に入れると、入試日、願書提出者、受験者、合格者、合格最低基準点が分かります。また学校の紹介と合わせて過去の出題の分析表もついているのでどのような分野、どのようなレベルが問われているかが具体的に分かります。また解答用紙も実物ではありませんが、ついているので解答のみなのか、記述もあり、思考過程を見るのかも確認できます。

実際に親が説く必要はありませんが、過去問の問題を読む(必要なら解答も読む)ことにより、入試問題全体の難易度のレベル感が分かると思います。単年度だけでなく数年分問題を見るとだいたいどのくらいのレベルまで到達していればいいかがよくわかると思います。

Sapix偏差値で55以下位までの問題は何校か見てみましたが、今のマンスリーがそこそこ出来ていればその延長上で到達できるレベルではないかと思います。ある意味標準的な良問が多く、そんなに変な癖がないといえます。またこのレベルであれば今でもやや歯ごたえはあるかもしれませんが解ける問題があるかと思います。Sapixの授業もこのレベルに到達しているかを見極める必要があります。

Sapix偏差値で55-60位のところは、学校によって算数が難しい、理科が独特、社会が独特など学校によって傾向が異なる事が多く、癖があるのでそれを踏まえた上で分析が必要ですが、標準的なものに加えて応用的な問題をどう取れるようにしていくかが課題になろうかと思います。とはいえ、応用的な問題については、ある程度基礎の延長上で到達可能ではないかと思います。6年時に受験演習をしていくことによって十分到達可能なレベルに行くように思います。

Sapix偏差値60以上の学校、御三家などは学校によっても癖があることもありますが、算数の問題などはまず、基礎的な出題というのは余りなく、大問形式の応用問題がという形式が多いです。またその内容も特殊算などのパターンではなく、規則性の発見、組み合わせ、立体、平面図形と難度が高くなっています。見た感じ、この偏差値60以上の学校では算数が相当それ以下の学校と不連続なギャップがあります。これは6年の演習で埋められるのか分かりませんが、過去の実績を見る限りは何とかなるという事でしょう。とはいえ、問題そのものの難易度にかなりのギャップがあるように思います。 
 国語、理科、社会については学校の方針でそんなに難しく場合や、思考力を見る、といろいろ分かれており、対応の仕方が変わってくる事かと思います。今はいいですが、6年時にはある程度志望校を念頭において考える必要があろうかと思います。また配点、試験時間も学校によって変わってくるので、その辺りも見ておいた方がいいかと思います。

子供はまだ全課程を終えている訳ではないので判断が出来ないかと思いますが、こうした情報自体は親が時間のあるうちからいろいろ実際に見てみてどれくらいのところまで子供が到達する必要があるのか、というのを具体的にイメージしておく事は必要かと思います。特に科目にばらつきがある場合は4教科の総合がどうなっている必要があるかをよくイメーs路ておいた方がいいでしょう。

現時点で志望校を決めて具体の方向性を決めてしまう必要性はありませんが、実際にいくつかの学校の問題をじっくりと眺めてみると学校の問題の作り方が違うので合う合わないみたいな事が分かると思います。

我が家の場合、国語は難易度の高くない学校の入試問題は、文章も練られているし客観問題のよい練習になるので週末の演習として使っています。社会については地理はほぼ終わりなのでいまでもマンスリーと並行して対応分野の問題を選んでやってましたが、秋以降、歴史をやる際に地理を忘れないようにするために週1くらいのペースで入試過去問をやらせていこうかと思っています。ついでに知らない事も覚えていってもらおうかと思っています。

算数については、現在の到達地点と入試はまだまだギャップがあるためにまずはあと2レベルくらいレベルをあげるような演習が必要と考えており、以前紹介した「単問チェック」と「ステップアップ演習」を夏の間に進め、入試レベルの基礎固めをしていきたいと考えています。

やはり夏は算数ですかね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*