GW特訓小5版?

Sapixでは、小6のGWに志望校の過去問を解くセッションがあり、現在の自分の立ち位置とゴールの差を知るということですが、このGW期間中は、我が家は遠出をせずに東京近郊の行楽地に行った程度だったので、あいた時間で来年の小6のGW特訓で過去問をやるのと同様に、実際の入試問題セットの演習をやってみました。

目的は、
 1)来年GW特訓があるのでそれをまねてみた。 
 2)普段のサピが休みで宿題もなくなり間延びするが、時間もあるので毛色の違うことをやらせてみたかった。 
 3)本人に実際の入試問題セットの水準がどれくらいかを感じてもらい、ゴールイメージを知った上で、現時点の到達レベルとの差を知ってもらう
 4)サピックスオープン対策もかねて

御三家を始めとする難関校は現時点では解けなさすぎてやっても意味がないと思われたために、中堅校の問題で解けそうな年度の年を選んで各科目やらせてみる事にしました。

学校は、本屋で過去問を眺めて算数ではいわゆる入試の良問であり意地悪ではない素直な設定の問題のセットになっているもの、理科は、化学、物理、生物、地学と問題がはっきりと分かれていて単純な知識適用でないもの、社会も地理、歴史、公民・時事とはっきりと分かれている問題の学校という基準で選びました。

いくつか見てみて本郷中学校の過去問が素直な良問なような気がしたので、その中で算数や理科、社会で既に習った事のある分野の多い年の問題を選んでやらせてみました。(同一年度の年の問題で全教科をした訳ではありません。)

本郷中学校 27年度用―中学校過去問シリーズ (3年間スーパー過去問42)

また、時間は実際の試験時間より長く取りました。算数はまだ解けない問題もあるのでそういう問題は解かなくていい事にしたので、実際の試験時間よりは長くなります。解答用紙は、実際の過去問にフォーマットがのっていたので、臨場感を出すために実際のスケールに拡大コピーして、計算用紙は自由に使ってよい事にしてやらせてみました。

結果

1.算数
・2年分やってみました。
・範囲的にはやった事のある分野のものを選んでやらせました。始めは計算問題なのですが、不正解でした。やり直しをしたら正解となりましたが、5分程度で正確に答えを試験会場で出すにはまだまだ習熟が足りません。
・規則性発見の問題については、始めの簡単なケースのあてはめについてはできましたが、設問の最後にある応用的な問題を正解するまではいたりませんでした。また、あるルールを与えられてそれをあてはめて規則やパターンを発見するのも同様に最初はできていますが、最後まではたどり着いていません。
・旅人算とダイアグラムがあり登場人物が3人という問題があったのですが、自力では出来ませんでした。解説をすると分かったようです。自力では、途中までは到達していたのですが、結果まえに力つきていました。

・本人的にはできそうだけどまだ出来ていない結果でしたが、解説したら理解できたようです。
・また、実際の解答については、計算過程を書くところはなく答えだけ、となっているのでこうした問題を正しく処理して正解にたどり着かないと点数がもらえません。また合格者基準点も65-70%だったので、処理の正確性に加えてこうしたパターンを正確に処理する事については、その場で考えるのではなく入試のときまでにこうしたパターンを正確に処理できるようにトレーニングしておく必要がある事が分かりました。
・マンスリーや組み分けと比べると、難易度がぐっとあがりますが、それ自体はあと1年8ヶ月あるので到達不可能ではないという感じがしました。
・ただ、制限時間、結果のみで7割近く得点するには、その場で対処するだけではなくこの過去問レベルのパターンはマスターするという完成度を高めていく必要がある事が分かりました。

2.国語
・漢字は半分くらいでした。これは知識なのでまあよしとします。
・読解については割と出来ています。マンスリーの問題は文章は5年向けなのですが、選択問題は難しいので、難易度を比べるとそう大差がない気がします。
・記述についてもひどく難しい訳ではないのですが、ただ、文章の抽象度が上がるせいか、正しく文章を読む精度が低く、若干記述にせよ、選択問題にせよ甘い気がしました。
・算数と比べると国語については、現時点の到達レベルと入試のレベルがかけ離れている感じはしませんでした。
・というものの、難関校は文章そのものの難易度、記述で解答を要求される事もあり、その点でのレベルアップが必要に思えました。

3.理科
・既に学習した分野についての問題をやらせてみましたが、例えば地学ではプレートの上にのっている海底火山が移動していくなど、知っている基本的な知識をどうあてはめて答えを出すかという問題で、思考力を見るには良い問題でした。サピのマンスリーとは違うこうした思考力を問う事が中心的な事であるという事について理解出来たと思います。また、知らない事は知らないし、その場で考えて解決する事、おそらく誰も知らない事、推測して結論を出す事、などあることが理解されたと思います。全部が全部こうした初見の問題ばかりではなく、単純に知識を問う問題もあり、慣れが必要ですが、算数ほどのギャップはないように思いました。

4.社会
・地理しかやっていませんが、ある地域やテーマをネタにグラフ、データから都道府県や産物を特定したり、その地域に関連する内容を問う問題がありました。マンスリーの難度高めの問題に近いと言えば近いのですが、入試問題なので全ての問題が確実に解答できる訳ではなく、また何を知っているとどこまで解答できるか、というのについてはよい経験になったと思います。
・解説を読んで理解できる事もありますし、これは受験生みんな知らないだろう、というマニアックな知識もありその辺りは試験会場においては誰も出来ないという割り切りをすればいいのではないかと思いました。

5.総合
・現時点では合格点にはほど遠いですが、やらせてみて、国語や理科、社会は今やっている延長線上でいけそうな感触を感じてもらう事が出来ました。
・算数については、現時点の5年生の各単元をマスターしている段階と入試問題にはまだまだギャップがあり、いくらその単元の範囲からの出題であっても、基本パターンを踏まえた上での問題設定の複雑さ、処理時間、あたりはこれから詰めていかなければならないとの感想です。そうした意味で、算数の基礎固めは5年時においては相当大切で、基礎をがっちりと固めた上で、こうした応用問題を隙なく、手堅く処理できるトレーニングを6年生には積んでいくという具体的なイメージができました。足下が危ういと応用に力を100%投入できないと思います。
・国語については、読み取りの正確さを難易度の高い文章でも出来るようにする必要を感じましたが、算数ほどの差はないと思いました。
・理科については、基礎固めが終わってから初めて聞く話でこれまでの知識、理科各分野の考え方を使って問題にアプローチできるか、とうトレーニングが必要に思いました。社会は、正確な知識の定着に加え、データやグラフ、地図でそうした知識を縦横に組み合わせた場合に正しい結論が引き出せるか、というところが今後の課題であると思いました。いずれにせよ、算数ほど理科社会はギャップは大きくないと感じています。

・また夏休みくらいに今度は違う学校のセットでどんな感じになるかをやってみたいと思います。

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