やりきる事の重要性

明日は、復習テストです。前日の夜もサピがあり、直前に詰め込む事は出来ませんが、クラス昇降に関係なく毎回のテストをペースメーカーとしてどれだけ習熟しているのか、正しく勉強して身に付いているかを確認できればと思っています。

子供とのやり取りの中で特に「やりきる」ことが大切だと思ったので書いておきます。

勉強でもスポーツでも仕事でも、何でもそうなのですが、ある一定のところまで到達しているかしないかでその後のパフォーマンスが大きく変わってきてしまうレベルがあります。

このレベルというのは、その個々の勉強の内容、スポーツの内容や求めれている水準によって違うので一概にこれということは言えないのですが、その集団に属しているとだいたい、このレベルが求められているという水準が分かります。

このレベルに早々に到達するとその後は楽なのですが、そこに到達しないと積み残しになり悪循環になっていまうという水準があります。

サピの場合、定量的にこうだとはっきりとは言えないのですが、毎回の授業前小テスト(デイリーチェック)で8割、試験で70%位の水準がその個々の単元で求められている内容をクリアーしたというイメージではないかと思っています。

各単元において毎回この単元でマスターしてもらいたいという内容があり、それをちゃんとマスターして小テストを受けると8割位はとれるような問題の作り方がしてあるのではないか、、という意味です。マンスリー、復習テスト、組み分けだと純粋に教育的な要素だけではなく、入試実践的な部分も入ってくるので、70%というのもやや相対的ではありますが、積み上げで7割くらいまでは持っていけるように思います。

前回の記事とも関係するのですが、中学受験、高校受験、大学受験というのは範囲がある試験であり、その中の各科目の単元毎でもマスターをする事が必須なこと、必ずしも重要ではないものが割とはっきりとしています。

例えば、今回の社会で言えば、工業地帯の主要都市名とそこでの産業の特色、貿易の国や産品の順位と判別方法というのが外してはいけない内容でそれをどういう聞かれ方でも答えられるというように知識を定着させる、というのが大切なこととなります。

算数だと、円の面積、周りの長さの複雑な問題を正しく処理できるか、というのは今回の範囲でマスターしなければならないことと言えます。これについては5題くらいのパターンを学習しておくと後はそれのあてはめでいけると思います。

こうしたことを、ちゃんと意識してそのところで積み残しなくマスターできるか、というのが大切です。
全ての問題や内容について同じウエイトで長い時間をかけるのではなく、こうした「外してはならないこと」をちゃんと試験で点数が取れるというところまで仕上げるというのが、「やりきる」という事かと思います。

これは重要であるが故に試験として出題されます。試験なので例えば社会だと、あやふやなところを試すような問題を作ると思います。それが故に、それしか知らないか、完璧にマスターしていると点数が取れるのですが、なまじ中途半端に知っており、うろ覚えなところが狙われて、選択肢に悩んでミスをする、というような事が起こると思います。

まさにこれが、テストの意義でもあり、本番でないときに弱点を早期発見する事に寄与しているのですが、逆にその部分をちゃんとマスターしていれば、そこは確実に得点できる事になります。

「やりきる」というのは、まさにこうした点で、ここまでやると点数が取れるのに、そこまでやらずに中途半端なところで終えると、努力が点数に結びつかない残念な結果になります。その差は果てしなく大きい訳ではなく、努力にして後10-20%位頑張ればいいだけの差ではないかと思います。

こうした点をちゃんと押さえて毎回確実にしたところを積み上げていく、「やりきって点数に結びつける経験をする」ということが5年生のうちは大切だろうと思います。

何が大切で何が大切でないかは、ややメタな部分での判断力が必要となりますが、授業で先生が強調する所や、問題になっているところが重要な所になる訳です。そこを逆に外さないようにちゃんと勉強すれば、実は毎回の勉強量が膨大で手がつかないというほどやるべき事はある訳ではないと思います。

算数については、何度も同じような問題を解かせて身につけさせるというのがサピ流なのですが、算数が得意、不得意に応じて問題量は調整した方が良いように思います。小学生なので何度も繰り返しやることが必要なのは理解しますが、重要な問題とそうでもない問題をはっきりとさせないと、ただ漫然とたくさん問題を解いても多すぎて重要なポイントが身に付かないように思います。ここは「意識して」やることが大切です。

問題としては良い問題があり、パターンとしても面白いのですが算数のレベルに応じて取捨選択はした方がいいですね。

計算練習的な問題と、発想、解き方が大切な問題は切り分けて、前者は一定量、後者は良問を選んで丁寧に理解、解答を作成、して類題を数題繰り返す、というので定着を図るという方が、時間的には節約できるかと思っています。

最終的には、毎回の単元で要求されているスキルをマスターしたら明確におしまいなのですが、算数はどこまでやると終わり、といえるかは見えにいと思います。取捨選択をする「眼力」も必要ではないでしょうか。

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