新5年組み分け試験結果速報

新5年の組み分け試験結果速報です。

算数で撃沈して、80点前後のため、他の科目は組み分けの難易度を勘案すればまあまあの出来でした。
しかし、全体で330-350程度で前回より50点以上沈みました。アルファ残留は厳しそうです。

採点後答案が上がらないと正確なところは分からないのですが、以下問題を見た感想です。

1.問題セットについて

1)算数
 ・1は超基本問題でした。ここで2問間違えてくれました。
 ・2は、星一つの基礎トレレベルの問題。ここでも1問間違えてくれました。 
 ・3は、図形の問題で星1つ、から2つ程度の問題。Basicと冬の講習をちゃんとやればおちついて処理できる問題。ここでも1問間違えてくれました。
 ・4は、連立方程式だと瞬殺な問題ですが、見た目目新しい。ただ誘導に乗ればどちらも同じ値段上がっているので、2つを合わせた数がすぐ分かる事に気づけばできる。誘導に乗れず全滅しました。力ずくであてはめても答え見つけられるのに。。。。。
 ・5は1)は簡単だと思いますが、2)は、リーグ表を作成して条件をあてはめるパズル。時間内に見つけられるかは厳しそう。1)だけやってました。
 ・6は、1)の斜めに置く事を2)でやる事に気づけば終わりなのですが、この発想は4年生には難しいでしょうね。これも1)だけ。
 ・7は、ルールをあてはめて適用できるかですが、ルールが複雑なので(2)1までできればいいのではないでしょうか。これも1)だけでした。

 4まで取りきって、5、6、7のはじめの問題だけやるか、簡単そうな5もしくは6だけ時間をかけて完答というのが戦略的にはよさそうです。

2)社会
 ・マンスリーとは大部傾向が異なり、一般常識+アルファの社会への適用とトリビア的な知識を問う問題があります。このウエイトが結構高く、これまでのマンスリーの勉強の地名や知識については、知識についてはかなり簡単である一方で、地名やデータ読み取りによる推理的な要素については盲点をついた問題になっており、マンスリーの復習だけではどうしようもない問題セットになっています。
 ・バランスはこれまでのマンスリーの内容と一般常識で6−7割位、後はややトリビア的な問題、常識を働かせて3割というところでしょうか。
 ・他教科とのバランスでは、おせちの具材の問題がある一方で、こんなの知らないだろうと言う問題もあり、対策の余地のしようのない問のウエイトが大きく、1点の価値が他の教科と比べてばらつきが大きく、あまり教育的ではない気がします。

3)理科
 ・1.については知識の図鑑、ポイントチェック的な知識問題。この細かさで植物や動物を覚えているのはSapix生は立派だと思います。子供は覚えていたのでできてましたが、私は覚えていません。
 ・2については、化学の問題でなかなか良い問題セットだと思います。
 ・3は植物の受粉の条件を実験で仮説検証するという問題で良いと思います。仮説検証のモデルは誘導に乗るとできますが、知識問題としての花の形覚えないといけないのは大変かと。
 ・4は液体と気体の圧縮に対する反応の違いでイメージしやすい良い問題だと思います。
 ・小学校理科の特性としては、どうしても植物生物系は知識に走らざるを得ないのでその中で今回のテストは思考力を問う良い問題になっていると思いました。

4)国語
 ・まだちゃんとみれてないのでまた後日

2.算数について
 1)難易度について
  ・1.に書いた通りですが、1-4でどれだけちゃんと点数が取れるかだと思います。
  ・5、6、7は全部手を出すと時間がなくなります。始めの問題だけ解いて終わりにするか、5,6,7の自分が解きやすい問題を完答するか、というところでしょうか。ただ、それでも7.の問題設定は複雑で場合分けと数え上げが面倒なので、この問題に時間をかけてしまうのは得策ではなかったと思います。

 2)我が子の場合
  ・前回7月の組み分け、Sapix Openのときもそうですが、問題の難易度が上がると後段の問題を解こうとして前段の基礎問題の正答率が下がります。
  ・今回も1で2問落としており、2,3でもそれぞれ1問ずつ落としています。他方、5,6,7で出来たかというと、最初の1)だけ出来ているに過ぎず、7は(2)に手を出しているが撃沈しています。
  ・そうであれば、完全に割り切って5,6,7は1)しかやらずに1-4の見直しに時間をかけて正答率をあげた方が良かったのですが、まだそうした老獪なタイムマネジメント、メンタルコントロールはできないようです。
  ・1-4については、家で落ち着いて解き直したらすぐに出来てしまうでしょう。いくら解き方が分かっていて家では問題なく出来ても実際の試験というプレッシャーの強い状況下で焦らずに平常心を保って問題をこなしていくメンタルタフネスがまだまだ足りないようです。
  ・またミスについても本人が焦って動揺したというのは手に取るように分かるのですが、そうしたミスを防止するようにこれまで指導してきた、立式を残す、見直ししやすいように図形に数字を書き込む、数え上げのトライアルについては、ちゃんと順序正しく書き出す、などいくつもの取り組みが本番ですっ飛んでしまったので、もう一度基本のやり直しになります。練習で出来ていない事は実戦では発揮できないというところでしょうね。

 3)バランスについて
  ・1-4だけやって5,6,7全く見向きもしない、という戦略の方が結果としては良い点が取れると思いますが、短期的な戦略としては正しくても、最終的な入試で御三家は全てが5,6,7のような問題なのでいくら1-4まで手堅くまとめることが重要でも難しめ目の問題を試験会場でプレッシャーを受けながら解く、というのは避けない方がいいかと思います。
  ・その点、マンスリーとの比較で言うと、5,6,7の難易度と前半の乖離が組分けでは大きいのでこの辺りのバランス調整をした方が、算数の実力がリニアに出やすい気がします。今だと、算数小僧のようなすごく得意な子供か、全く難問を捨てた子供の方が良いスコアが出やすく、ベット上位からアルファ中位のすごく算数が得意ではないが、習った事はちゃんと出来るタイプの子供をDiscourageしてしまう気がします。我が子も見事にハマって虻蜂取らずで撃沈しました。
 
3.組み分けについて
 ・問題セットで何を試そうとしているのか、というところがイマイチ見えない気がします。地頭力なんでしょうか?これまで習った範囲を越えたパズル的な問題、トリビア的な要素が強い問題でクラスが無制限リシャッフルされると、毎月マンスリーテストで積み上げてやってきた真面目なタイプの子供は辛いのではないかと思います。
 ・地頭というのも6年時には、これまでやってきた問題の中の組み合わせという要素が強くなってくるために、パズル的な地頭力、創造力もこれまでトレーニングの中で発想できるようになるかと思います。
 ・Sapixとしては、その縦横で揺さぶって、地頭+月次の課題をこなす真面目さを兼ね備えた優秀な生徒を上のクラスに濃縮するという事なのだと思いますが、この組み分け対策はしようがないなぁというのが、これまでの所感です。
 ・5年、6年になると積み上げた来たもののウエイトが高くなってくると思うのでそうすると組み分けとマンスリーテストのギャップがなくなってくるのではないでしょうか。

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