振り返り ー国語

国語の勉強は方法論が確立しておらず皆さん苦労されている事かと思います。
我が子も低学年の時には国語力が低く、これで入試が大丈夫かと思いましたが、4年5年時に意識的にトレーニングすることで男子校を受ける分には問題がないくらいのスキルは身に付きました。

一般的な国語と異なり、中学受験の国語はだいたい50分、長いところで1時間で文章が1、2題、物語と説明文、学校によっては随筆や詩、それと漢字と語彙で構成されています。

学校の国語と違う事は正解があって満点取るのは難しいかもしれませんが、記述であっても想定される正解があるということです。一定の方法論を習得すればすれば満点とは行かなくてもそれに近い7割程度の点数を取るようにする事が出来ると思います。

低学年と高学年はやることのウエイトが違うと思うので分けて書きます。下に以前の記事のリンク付けて置きましたので参考にしてください。

1)低学年

  • 漢字は基本なのでなるべく速い段階で6年生の漢字を1周させるのがいいかと思います。読んで認識出来るようになればいいので、この時点で完璧にする必要はありません。どうせ学校やサピで漢字テストや練習があるので3回は繰り返す事になります。とはいえ、漢字を一通り書いて読めるようになっているといろんな本が読めるようになります。

  • 語彙は読書の中で自然に覚えるのが理想的ですが、膨大な本を読まない限り自然に入ってきませんし、簡単な児童書や子供向けの文庫をいくら読んでも高度な語彙は習得できません。時間のあるときに語彙の問題集を毎日コンスタントに進めて繰り返す事を進めます。漫画でもあるかと思いますので、ことわざや四字熟語は時間のあるときに漫画などで覚えるのがいいかと思います。

国語の漢字と語彙強化

  • 後は日本語の文法能力です。英語や古文ではあれほど文法をやるのに日本の学校では口語文法をまともに教える事はありません。出口氏の本と福嶋氏の本がその観点ではよく出来ていると思います。後者は低学年だとまだ出来ないかもしれません。

日本語文法力

日々の勉強 ー軌道修正

  • 読書としては漫画も含めた多読、濫読をこの時期にしておくという事かと思います。

2)高学年

  • 語彙、漢字については引き続き同様ですが、高度な語彙を身につけるために毎日語彙のプリントを朝にやるのがいいかと思います。漢字はサピのAテキスト、6年は漢字の要をやらされるのでそれをちゃんとやり込めばいいように思います。
  • 文法はふくしま式をやるといいかと思います。
  • 入試問題の難解な文章を読み慣れるために銀本の文章題を解かずに読む、時間があれば音読していくと慣れると思います。

中学入試試験問題集 ー国語編

  • 読解についてはいろいろな方法論があります。この辺りを参考にしてください。一見違っているように見えますが、読解問題を説く方法論としては、説明文と物語文でアプローチが違い、説明文では論理展開を対比や例示を確認しながら主題把握する、物語文では登場人物と状況把握、イベント、心情変化を押さえる、事に大きな違いはありません。これに加えて部分精読、全体のテーマ把握、選択肢の吟味、不正解の落とし方、該当部分選択という設問への対処方法をマスターして簡単な問題で練習を積むことにより、「正しく読む」方法は身に付くと思います。国語はやり方が分かったら答えが問題から見つけ出すだけなのでそんなにガリガリやらなくても大きく崩れる事はなくなると思います。

国語読解力強化本
田代 中学受験 国語の「神技」

  • 読解のチェックとしてはB問題の復習時に子供に文章のテーマとあらすじを説明させてちゃんと説明できるか、何がどうなったのか、を理解しているかを確認するのでも理解度は分かると思います。文章構造が正しく理解できていれば後は、それを問題として解答するだけなので。。。

  • 記述については、上記正しく読めていて日本語の文法がしっかりしていれば後は論理構成を正しくして書く練習を積む事になります。ふくしま式の200字が基礎的なトレーニングとしてはいいのですが、これも6年時に組み込むのは難しいと思います。通所授業のB問題を意識してちゃんと直す、というのでもありだと思います。ただ、解答はまとまりすぎているので授業でどう添削されるかだと思いますが。6年秋以降、SSで十分な量のトレーニングをするのでそれまでは正しく読む事にフォーカスした方がいいかもしれません。

最近の勉強

我が子の場合

  • 書いてあるように国語は色々試しました。4年時まで悪かったのですが上記により5年時は相対的に良くなりました。6年春のマンスリーでは文章が難しくなり、時間も短いため解ききれずに点数が下がりました。記述を捨てたら点数はもっと取れたのだと思いますが、記述のある学校を志望していたので捨てる訳には行きませんでした。相対的にこの頃は女子の方が国語は点数が出ていたと思います。土特やSSでは普通に点数が取れていたので男子校では十分通用するレベルにはなりました。記述は時々外していましたが、秋以降は、客観問題の正答率が上がってきたので、仕上がりとしてはそれなりでした。

  • サピのB問題は、授業での添削でそれを身につけられるといいのですが基本が身に付いていない場合は方法論は一度ちゃんと系統的に学んだ方がいいかと思います。特に中堅校、客観問題を中心にする場合には「正しく読む」方法論を如何に獲得するか、だと思います。読書が好きというだけでは問題の中から客観的に答えを探し出して論理的に書くという中学受験の国語の求める事とは違いますので、その点を理解して適切な対応を行うという事が大切です。

  • ちなみに大学受験のセンターであっても英検の試験であってもここの方法論はそのまま通用するので一旦出来るようになると楽だと思います。

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